新時代の歯周病治療
NEW DESIGNED PERIODONTAL THERAPY

Blue Radicalの原理
3%の過酸化水素に波長 405 nmの青色レーザー光を照射して発生するヒドロキシルラジカルという活性酸素を用いて殺菌を行う。この殺菌作用を可能にした先端まで穴を開けた中空型のスケーラーチップ、レンズ面を付与したファイバーには日本のものづくりの高い技術力が発揮されている。
New Designed Periodontal Therapy の中心となるブルーラジカルP-01は,過酸化水素の光分解反応によるラジカル殺菌技術を搭載した超音波スケーラーである。簡単に説明すると、3%の過酸化水素に波長405nmの青色レーザー光を照射することによって発生するヒドロキシルラジカルという活性酸素を用いて殺菌を行う技術である。
ブルーラジカルP-01は、スケーラーチップ先端でこのBlue Radical®を成立させ、特に歯周治療の肝である歯周ポケット底での殺菌・機械的清掃にフォーカスした設計となっている。これを実現するために、先端まで中空のスケーラーチップと、過酸化水素の通路を確保しながらチップ先端までレーザー光が大きく減衰しないプラスチックレンズとファイバーを開発し、これらに歯科用スケーラーとして歯面清掃に耐えうる強度を備えている。 ※引用 歯界展望 Vol.143